さよポニで思い出す、CDを買うワクワク感。-2022/12/4の日記

私は一日中と言っても過言ではないほどYouTubeを見ている。夜はオモコロチャンネルを周回し、それ以外の時間はリアクション控えめな長時間ゲーム実況を再生しっぱなしで作業なり家事なりなんなりをやる。突然の「楽天カードマン!!!(爆音)」は不快でしかないので広告非表示のプランYouTubeプレミアムに登録している。月1500円は高い気がするけれど、音楽のサブスクアプリYouTube musicも有料会員として使用できるしバックグラウンド再生もできるし、なにより長時間実況に広告が一切挟まらない快適さは一度経験したら戻れるものではない。なおYouTube musicの使い心地はまあまあ悪い(許容範囲)である。Spotifyの代わりには、まあ、ギリ、なる。

 

ここ5年ほど、CDを特典目当て以外の理由で買ったのはさよならポニーテールのアルバムだけだ。タワレコオンラインは少しポンコツで発売日以降にしか商品が届いた試しがないけれども、さよならポニーテールのCDだけは、なぜかどうしても物理のものを手元に置きたい。うちにはCDプレイヤーがないので結局音源をPCに取り込んでスマホに移して聞く、あるいは買うだけ買って1回目以降はサブスクで配信されている方を聞くことになるんだけど。

TwitterでさよポニメンバーたちがCDという形にどれだけこだわっているかを(主にクロネコが)たくさん話してくれるからかもしれない。アナログレコード盤を出したり、同人誌を出したりなぜかフリスビーがついてくるカセットテープを作ったり、手に取れるモノである状態にこだわっていることはツイートがなくたってわかる。

今よりも面積が広かった新宿のタワーレコード内をさよポニ探して歩き回ったことを覚えている。初めて買ったさよぽポニのCDは『円盤ゆ〜とぴあ』だった。タワレコの小さな黄色いカサカサの袋に入った、3枚組のアルバムが「はやくおうちに帰ろうよ!」と急かしてくる。当時はCDプレイヤーを持っていたので、ワクワクしながらあの開けにくいCDのビニール包装を破って、折らないよう慎重にケースから円板をパコッと外して、どんな音が鳴るのかドキドキしながら機械に吸い込まれていくのを眺めた。家事を終わらせお茶を用意し、準備万端で再生ボタンを押した記憶がある。新譜もサブスクで配信されるようになった今でもさよポニのCDを買うのは、あの時からの習慣かもしれない。

 

今回のアルバム「夜の出来事」の中では「つぎの夢」が一番好みだった。みぃなの声とギターの音は本当にいい。もう数回聞いたら、今度は「Long time no sea」を聞きに戻りたい。