原宿行くしかなくない?-2022/12/2の日記

だって太田記念美術館でやってる「闇と光」ってテーマの浮世絵展覧会に行きたかったし、同じく原宿にある「原宿Super New Garally」とかいうすっごいアホそうで魅力的な名前のギャラリーで「おかしな英語 美術館」っていう、こう、公共の場所とかTシャツに書かれてる変な英語を集めた展示も見たかった。太田記念美術館の入館料が100円割引で900円なことも、地下に手ぬぐい屋さんがあることも、おかしな英語美術館の方は入場無料だってことも調べて、体調完璧準備万端ワクワクるんるんで原宿に行ったんですよ!!!

 

太田記念美術館は入館料に現金しか使えなかった。予想はしていたので、ちゃんと財布を持って行った。ここまでしてねえ。まさか財布に300円しか入ってないとは誰も思わないじゃな〜い? ね〜え? マジで。

もうちょっと調子が悪い頃なら「わーっ!」となって美術館を出てすぐ自分の頭をゴンゴン叩いてたと思うけど、最近はかなり理性ある振る舞いができるようになっているので「アッッッッッッ、サーセンあっっっっっうしろのね、並んでる方々もいや〜すみませんね待たせちゃって、あっすみませ〜ん」と謝りつつ静かに美術館から出て太田記念美術館って掘ってある石の写真を撮り、適当に歩いていたら渋谷行きのバスがあったので適当に乗って渋谷に着いて適当にプラついて帰ってきました。甲斐がねぇ〜!

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渋谷区が運営しているんであろう、どこから乗っても100円のミニバスに乗った。バス停の看板にシールが貼ってあったり落書きされていたりと汚くて、夜中の人通りが少ないこの表参道に来てまでそんな面倒なことをやっている人間がいたんだなと思ったら、ほのかに情緒を感じた。f:id:yurei-kiminotonari:20221202181427j:image

このバス停すぐ横は喫煙所になってて、8畳ほどの空間にタバコを吸っている人間がぎゅうぎゅう詰めになっているのもよかった。吸ったことないから詳しくは分からないけど、タバコって香りを味わうものなんだろうに、あんなぎちぎちでなにか味わいを感じられるものなんだろうか。それとももうニコチンの虜になってしまっていて、ただニコチンを摂取するためだけに煙を吸って吐いてしているのかもしれない。皆スーツを着ていた。平日の昼間だから、きっとあの辺で働いている人たちが唯一の喫煙所に救いを求めて来ているんだろう。

いっときの落ち着きといえば、頓服を飲んだ時の「ふー」って感じが、サウナで「ととのう」感覚に似ていると思ったことがある。タバコもそんな感じなのかもしれない。みんなタバコをやめて薬を飲んだらいいよ。どっちが不健康だか分かったもんじゃないね。でもタバコは臭いので私にとっては悪です。

 

渋谷はいつも通りニンテンドー関連のお店を見て回って、高くて買えないけど気に入っているから見に行ってしまうピアスのお店を見て回って、帰宅しました。ホゲータぬいぐるみの在庫が復活していたので一瞬買いそうになったけど、私のホゲータはゲームデータの中にいるあいつだけだ......! と思ったので買いませんでした。平日なのに渋谷は人がたくさんいた。白髪のリーゼントで、革のジャケットを着てタワレコの黄色い袋を持って歩いていた。ネルケを彷彿とさせる、カッコいいおじさんだった。

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以上。